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終戦の日に。

終戦記念日。
そして地方は旧盆の最終日、送り火という
行事をします。そして今日はその前に
ひさしぶりに、祖父の故郷である
笠岡の神島(こうのしま)というところに
お墓参りにいきました。

それこそ、風光明媚な
瀬戸内海の小島だったところです。
いまから40年ほど前なら、
船じゃないと渡れない場所。
しかも、大きな船は接岸できないので、
途中で、ちいさな「はしけ舟」に
乗り換える、、これが子供心には
すっごいスリリングでありました。

そんな神島も、橋がかかり、陸続きと
なってかなり経過しています。
しかしながら、むかしの小島の
面影もあり、それはそれは
静かでのどかな場所であります。

そんなところで私の祖父は
生まれ育ったわけです。
一番の働き盛りのときは
満州にわたり、満州鉄道の信号技師を
していたらしいです。今でいうところの
ITエンジニアなわけですな。。

もちろん、満州を云々するということは
あの戦争がもたらしたさまざまな悲劇を
忘れるわけにはいかないのですが、
ここでは、そのことはふれません。
いえるのは、その祖父がいたから、
今、私がここにいるということ、これも
まぎれもない事実。

祖父は昭和16年6月6日に
41歳で亡くなったと、お墓に
刻んでありました。

祖父の歳を
いまや超えてしまったわけで、
感慨深く不思議な思いです。
そら、子供たちも大きくなるわな。。。

そしてお盆も
毎年どおり、送り火をおこない、
また、仏様があちらにお帰りになるのを
見送ります。でも、またお彼岸に
かえってらっしゃるのね。。(笑)

今は亡き皆様は
この今の日本をどのように
ごらんになっていることでしょう。
もちろん、おっしゃりたいことも
つっこみどころも満載なこの世です。
あの世の声は聞こえるようで、聞こえない、
私たちは、気づきの鈍い、現世に
いるわけですから。

いえることは、
聞こえなくても、見えなくても、、
それを軽んじるのではなく、
聞こうとすること、見ようとすること、、
よい意味で
過去を振り返ることだと思います。

64回めの終戦の日も
送り火とともに過ぎていきました。
もう二度と同じような記念日は
必要ない。このことだけは、
次の世代の人たちも
真摯に意識してほしいと思います。心から。

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