コミュニケーションって。

その言葉の響きは
あまりにもソフィスティケートされたイメージを
与える。コミュニケーションという言葉に
笑顔で語り合う、
あたたかい家族だったり、
幸せそうな恋人たちだったり、という
映像を思い浮かべがちだ。

もちろん、それでかまわない。
でも、コミュニケーションって
実は、そんなに「やわな」もんじゃない。
ってことも、多くの大人たちはわかっている。
美しいことば、
ただしい敬語、
マナー教本どおりに駆使したとしても
コミュニケーションに関わる問題が
解消されるわけではない。

たとえば、
顔つき、
目つき、
口元の動き、
ひとつひとつを細やかに
配慮するということが、
苦手な
人たちもいる。しかも
案外たくさん。。
若い人たちだけではない。
だから、たちがわるい。

きっと、
本人は気づいてないのだが、
顔をみていると、
何か不満なことでもあるん？
とか
おこられているのかな、
という思いになってしまうことがある。

そして、もっと私たちが考えなければ
ならないのが、非言語コミュニケーション。
いくら美辞麗句をならべても
心がこもっていないことが、明らかに
なっている場合は、不快感も一挙10倍増である。

ことばも表情も、立ち居振る舞いも
小手先のテクニックではだめ。。」
志のなき振る舞いは
おもいきり、マイナスの波動を発する。

同様に
少々、見てくれが
かっこわるくても
一生懸命に、相手を正しく
理解しようとする思いは、
かならず
相手に伝わる。