フランネルの生地
要するに、
ネルの生地の
お話でございます。
起毛した布地ですな。
正確にいうと、
綿の糸を使って
織った布の表面を
引っ掻いて起毛させている。
綿糸の繊維は短いので、
それを撚り合わせた糸というのは
もともとが毛羽立っている。
さらに綿の繊維は、中が空洞に
なっている、つまりストローみたいな
形なんで、空気を含んでいる。
だから、柔軟で、ふわふわな感じだし、
保温性もよかったりすみるんよね。
この生地、楽器や眼鏡の
掃除用のクロス(シリコンクロス)の
ような風合いです。
よく似たやつでは
フリース。。
だけど、ちょと違うのは、
フリースはニットでございます。
そう、編んでいるんよね。。
なおかつ、つかってる繊維が
ポリエステルフィラメント、、
フィラメントというのは長い繊維、、
これを撚り合わせた糸で編み、
最後に表面を引っ掻いて、
起毛させている。。
ポリエステルの繊維は
少々のことでは、切れない、
つまり丈夫なんよね。
でも、丈夫だから、毛玉に
なって布にこびりついたみたいに
なりやすい。。。
綿の布は、実は同じように
毛玉になるけど、繊維が
もろいので、どんどん落ちていく。。
だから、綿100%の
Tシャツとかジーパンには
毛玉はつかんわけ。。
んで、
なぜに、このようなお話をしているかというと
実は、珈琲のドリップフィルタには
このネルの生地が最適だということです。
お手軽さからいうと、
ペーパーフィルタは
最強でしょう。しかし
ネルドリップの珈琲は格別でしょう。
てなわけで、私の勤める会社は
倉敷の美観地区の老舗珈琲館の
経営を引き継いでいる。
もちろん、ネルドリップの珈琲が
ウリなのでございます。
すなわち、フィルターにつかう
ネルは命でありまして、ちょっと機会が
あって、このフランネルのことを
しらべるきっかけをもらいました。
このフィルターに使う
ネルの生地を
みてると、いろいろなアイディアが
浮かんできそう。。
というわけで、
一枚の布が夢を織りなして
くれるといいのに。
本日は休日出勤にて
累積歩行 116km到達です。



Comments
ネルってあったかくていいよね。なんだか懐かしいし。
フリースとか、昔はなかったから。
もともとフランネルっていうのは羊毛で、綿のはコットンフランネルっていうらしい。
でも、ネルっていうと、ゴワゴワした毛じゃなくてやっぱり綿のイメージだね。
>笑夢猫さま~
コメントありがとうねえ。。お久しぶりです。
そう、ネルの風合いってほんとうにやさしいですよね。とくに綿は、風合いのわりに手ごろな素材だし。。だんだん、昔ながらのネル生地って少なくなってるみたいやけど。。こちらの珈琲館が長年使っていたのは、平織りのネル生地だったんだけど、今ではほとんど入手不可なんですよ。珈琲のドリップの際にも微妙に影響するので、少しでも昔の平織りタイプのネルに近いものを探すなど、けっこう手間をかけてます。ちなみに珈琲館ではネルドリップフィルターをスタッフさんがひとつひとつミシンで丁寧に縫って作っているんです。
Posted by: 夢猫 | July 04, 2009 at 04:12 AM